生を噛み締めろ!デスノ小畑健「All You Need Is Kill」死の活劇を見よ

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「デスノート」、「ヒカルの碁」、「バクマン。」を描いた小畑健の最新作「All You Need Is Kill」(オール ユー ニード イズ キル)。早速 単行本を早速手に入れてきたので紹介します。「All You Need Is Kill」は桜坂洋のライトノベルが原作の 人類×ギタイの戦争物語!

小畑健ワールド展開です。彼の作品といえば上記3作品はもちろん有名ですが、初期の「CYBORGじいちゃんG」も忘れないで欲しいところ。さて、本題に入っていきます。

「All You Need Is Kill」ってどんな話?

  • あらすじ

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出撃。戦死。出撃。戦死。
死すら日常になる毎日。
「ギタイ」と呼ばれる化物と人類の戦争を舞台に、
初年兵キリヤ・ケイジの凄絶なる戦場の一日が始まる――。

コミックスは全2巻。

第1巻では日本人兵士の主人公、キリヤ・ケイジの目線から物語が進みます。一方、第2巻ではUSの特殊部隊を率いる最強の女兵士リタ・ヴラタスキ誕生のエピソードが語られます。

 

漫画化、そして映画化へ

Youtubeの週刊ヤングジャンプ公式チャンネルから、「All You Need Is Kill」コミックス版の格好いいPVを紹介。小畑先生の影の描き方が映えるなー

なお既に映画化が決まっており、2014年7月4日に封切りとなります。キリヤ役に主演トム・クルーズ、リタはエミリー・ブラントが演じる模様。ハリウッド仕様になっていますが、戦闘シーンが迫力満点で惹かれますな。

 

黙々とコミックスを読んだ感想

全2巻からピックアップして紹介

allyouneediskill12-nasciiiこの気持ちの悪い球体に刺が生えた化物がギタイ。人類の敵で、人間以外には害がないのだとか。体内からスピアを放ち、人類をいとも簡単に蹴散らしてくれやがる。これが意外にもめちゃくちゃ手強い!

 

第1巻 — 「All You Need Is Kill(オール ユー ニード イズ キル)」

allyouneediskill07-nasciiiまずは第1巻から紹介。防疫軍兵士用の戦闘ジャケットの装甲を唯一生産できるのが日本。表紙の主人公、キリヤ・ケイジは日本軍の兵士で翌日にその装甲を着て戦場に初出撃。ところがギタイの大群に瞬殺されてしまう。

 

allyouneediskill05-nasciii「いや待て…僕 さっき… 死んだよな…」 — しかし目が覚めればまた初出撃の前日になっている。そう本作品はいわゆるループもの。
ループの決まり事は主に以下の5つ。

  • All You Need Is Killの世界 — 「5つのルール」

1.死ぬと出撃前日の朝に戻る
2.どこで どんな死を迎えてもルール1が適用される
3.逃げられない
4.記憶は継続される
5.必ずしも同じことが起きるわけではない(キリヤの行動によって未来は変化する)

 

allyouneediskill03-nasciii死んでも死んでもループする。ギタイと出会い頭に瞬殺されていたキリヤも訓練と実戦と死を繰り返して次第に強くなっていきます。「こう言えば、こうすればどうなるんだろう」という色んなパターンの未来が見れて面白い!それにしても殺され続けるキリヤ。

 

allyouneediskill06-nasciiiどうすれば強くなれるのか。バトル漫画の醍醐味ですね。5周目からベテラン軍曹との出撃前日の訓練が始まります。ループできるなら何度でも訓練できるじゃないか。「死」を味方に付けたキリヤは強くなります。

 

allyouneediskill04-nasciii死に過ぎですが、158周目。これはそれほどにギタイが強いということでもあり、ギタイの秘密とも関係があります。158週目のあたりからはキリヤの戦闘技術は日本軍でもずば抜けています。リタ・ヴラタスキと同じく200kgのバトルアクスを使いこなすキリヤはもう玄人レベル。

 

第2巻 — 「All You Need Is Kill(オール ユー ニード イズ キル)」

allyouneediskill08-nasciiiお次の第2巻では、リタ・ヴラタスキが表紙に。普段はごく普通の女の子に見えますが、戦場では一変し赤い装甲に身を包み、バトルアクスを使いこなしギタイを駆逐します。

 

allyouneediskill11-nasciii作中ではリタが統合防疫軍に入るきっかけとなった出来事から描かれていました。リタの表情が可愛らしいのでおすすめの2巻!彼女の視点からギタイの秘密を探ります。

 

allyouneediskill09-nasciii戦場に浸かってしまった彼女はギタイを始末することしか考えていない。表情は死に、ただただ機械のように戦うことも。実際、何度も目の前で仲間たちを殺される訳ですからまともでいられる気がしません。

 

allyouneediskill10-nasciiiでも彼女は出会います、キリヤ・ケイジと。これは出撃前の基礎訓練でのシーンでキリヤがじっとリタを見ているシーン。この場面はキリヤとリタ各々の視点から何度か描かれていて、キリヤが主軸になっていた1巻とは違い、2巻ではリタからキリヤはこう見えていたのか!注目して欲しいところ。

 

allyouneediskill14-nasciiiお互い遜色ないほどに強くなったらこうなりました。何度も死を繰り返してリタの戦闘を見ているために、自然とコンビネーション技を繰り出すキリヤ。人類最強の2人に痺れるー!孤独な戦いから解放され、リタに笑顔が戻ります。

 

allyouneediskill13-nasciii少しずつ縮まる距離。これは梅干しを2人でぱくぱくと食べるシーン。ここ1番好き!思わずにやっと笑っちゃいました。

ギタイの謎も解明され、やがて物語は終焉へ。1冊あたり200ページ少々の全2巻なので1、2時間あればゆったり読めます。小畑先生の絵にはやはり引き込まれますね。ストーリーに合った要所要所での「死んだ表情」がとても良かったです。

絵が綺麗なのは勿論のこと、5つのルールの元に成り立ったストーリーが面白かったですよ。戦争物ということで取っ付きにくいなーと思いつつ買いましたが、小難しい内容はなく「All You Need Is Kill」おすすめです。

ジャンプLIVE
カテゴリ: ブック, エンターテインメント
 

ひとこと
Ino(@nasciii_com)は思いました。
 小畑健最新作ということで注目が高まってます。
コミックスは映画公開の一足先にストーリーを知っておくチャンス。ただ映画はもっと若い俳優を起用して欲しかったなー。漫画は僕も御用達の週刊少年ジャンプの公式アプリ「ジャンプLIVE」で試し読みできますので是非(期間限定)。
s_nas

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